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アフガン・ハウンド
きわめて古い歴史をもつ犬種で「ノアの方舟」に乗ったのはこの犬種だという伝説すらあります。
中東地域に生息していたサイトハウンド(視覚獣猟犬)を祖先に持ち、古代エジプト王朝時代から存在する最古の犬種として知られています。
アフガニスタンがイギリスの植民地になった当時、アフガン・ハウンドは一部貴族が独占的に飼育する猟犬でした。
当時のアフガン・ハウンドの猟性能は他の犬種の及ばぬもので、起伏の多い原野で2頭が1組となり、鹿や肉食獣を追い詰めるスピードを持っていたと言われています。
頑強な脚とアフガン・ハウンド独特の厚く広い指趾は、追跡する獲物が方向を変えたときに反射的に身をひるがえす事に可能しています。
目が顔の側面に位置するため、視野は270度にもおよび距離感も的確で、1km先で動くものがある場合にさえ反応するといわれています。
視覚や嗅覚に神経を集中させ、獣猟犬としての能力を高めるためには、耳からの情報は少ない方が有利で、犬種改良の結果としてハウンド種に属する犬は一般的にたれ耳(ハウンド耳)が多い。
主人が乗った馬よりも脚が早いため、獲物を追い詰めた現場で自身の判断で行動しなければならず、この事がアフガン・ハウンドの自立心を養う事になったと言われています。
結果として、アフガン・ハウンドの服従訓練については通常以上の時間と熱意が必要とされます。
外貌は威厳があり優美そのものですが、猟犬としての本能は健在です。
室内ではおとなしいですが、小動物を猛進して追いかけ名前を呼んでもすぐ戻ってこなかったりします。
繊細で独立心が強く、あまり感情を表わしません。
人見知りで臆病な性質から「猫のようだ」と言われることもあります。
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